コロッケで思ったこと。

急に、コロッケが食べたくなっちゃった。

子供の頃、近所のお肉屋さんで売っていたコロッケの味をを思い出したり、
下北沢の市場で売っていたコロッケが大好きだったことを思い出したり...。

でも、コロッケって、ジャパニーズ・フードなのよね。
この国では、どこにも売っていないから、自分で作ろう！と思い付いたんだけど、
20年前ぐらい前までは、この国でもコロッケを作っていた時のことを思い出しているうちに、
すっかり、やる気がうせちゃった。
だって、コロッケって地味なのに、すごーくいろいろ手間がかかるんだもん。
いまや、すっかり怠け者の私にはtoo much：

＊ジャガイモの皮をむいてをゆでる→これだけで、英国料理なら付け合せの一品。
＊茹でたジャガイモをつぶす→マッシュポテト！付け合せの一品。
＊こちらで売っている挽肉は粒々（？）が大きすぎるから、細かく刻まなくちゃいけない。
→挽肉ってねちょねちょしているから、これが嫌。手間もかかるし...。
＊たまねぎをみじん切り→涙が出ちゃうのよねえ。
＊みじん切りのたまねぎと挽肉を炒める→野菜炒めとほとんど同じ手間？（笑）
＊こちらでは日本のパン粉のようなの物を売っていないので、ミキサーを使って自家製パン粉を作らなくちゃいけない。→。残り物のパンを片付けるのには良いんだけど、前もってパンを乾かしておかなくちゃ。
＊コロッケの形に一つずつ手でまとめて、小麦粉つけて、卵をつけて、パン粉をつける。→これが結構めんどう。（苦笑）
＊油で揚げる→てんぷらの方が簡単？それに、揚げ物をするとキッチンが汚れるし、油の始末が大変。揚げ物をしているうちに食欲がなくなったりするしね。

これを普通にして、ご飯をたいて、お味噌汁をつくって、他にも何品か作るなんて、
日本の人は、本当にすごいなあと思います。
お仕事から帰って来て、さっさと作ったりするんですものね。
郷に入れば郷に従えで（？笑）、いつの間にか、
すっかりそんな能力を失ってしまったことを実感した日。