火曜日の夜、暴動が起こってしまいました。
あの時、写真を載せたTown Hall（市庁舎）や
その付近のヘルメスなどの古いお店は無事だったようですが、
元オアシスのリアム・ギャラガーが経営するブティクPretty Greenや、
娘が高校生の頃、よく出かけていったMiss Selfridgeは
完全に破壊され、略奪にあってしまいました。
マンチェスターは、1996年、IRA（アイルランド共和軍）による
英国本土で起こった最悪の爆破事件で、
市の中心部をかなり破壊されてしまったのに、
その後、急激な再開発をなしとげた街なんです。
その為もあって、古い建物と新しい建物がごっちゃまぜで、
古い落ち着いた街並みにほっとする私には、、
ちょっと…と思う部分もあるのですが、
ものすごいエネルギーも感じます。
今回の暴動で、古い建物がどのくらい被害を受けたのか、
また実際には見てはいませんが、
マンチェスターならではのエネルギーで、
一日も早く復旧して欲しいと思います。
＊画像は、先月27日に、新旧ごちゃ混ぜな街並みを写したくて撮ったもの。
あの日は、2週間後にはこんなことが起こるなんて想像もしませんでした。
①赤レンガのマンチェスター大学の前には、やたらモダンな白い建物が。
②マンチェスター・ピカデリー駅前の眺め。
③路面電車が古い建物と新しい建物の間を走っています。
コメント
首相は軍の投入も示唆していますが、良いほうに出るといいですね。
(消火活動を支援している警察官の目の前で略奪があったと非難されてますが、
本当に警察官が足りないのか、暴動の拡がりが早すぎたのか･･)
暴動に略奪…悲しい響きですね。。
人としてとても心が痛みます。。
きっとMimiさんは日本と英国の狭間にあって、
もっともっと切ない想いでいらっしゃいますよね。。
バカンス思いっきり楽しんでしっかりと充電してきて下さいね♫
放電報告（笑）楽しみにしてまぁす♫
マンチェスターやバーミンガムなどの地方都市で暴動があったのは、火曜日の夜。
その前の土曜日の夜、ロンドンで起こった暴動がやっと静まった日でした。
でも、それ以後は、英国中、何も起こっていません。全国で、すでに約1600人が逮捕されていますし…。
火曜日に、ロンドンの警察官の数が6000人だったのが16000に増員されたのですが、遅すぎましたね。
地方都市に広がった夜の翌日（水）には、暴動を抑えるためにwater cannon（放水銃/砲）を警察が使える許可がおりました。（これも遅すぎましたが）
この許可がおりたのが初めてと言うぐらいの国ですから、軍の投入は賛否両論過ぎて、そう簡単には行われないと思います。
あんなに急遽暴徒が集まったのには、ツイッターやText(ショート・メール）、そしてフェイスブックの存在が大きいんです。フェイスブックを使って煽ったということで逮捕者も出ています。
ありがとう。
分かってくださって、うれしいです。
10歳ぐらいの子どもや、16歳ぐらいの女の子まで…。
先日も母親が警察に引き渡した男の子のことか、ほんとにいろいろ想ってしまいます。
もうすでに1600人が逮捕されているなんて、実際に、暴動の場に居合わせたわけでなくても、
そのスケールの大きさが感じられますし…。
バカンス、思いっきり楽しんできますね！
さっき天気予報を見たら、最高気温が25℃になるようなので、うれしくなっちゃいました。
（私の住んでいるところの予報は、最高気温16℃なので…。）