こころが洗われた午後
2011年6月29日 日常 コメント (4)
仕事もひと段落ついたので、
Tの庭仕事を手伝いに行きました。
Tの庭は、もう20年近くオーガニック（有機栽培）。
化学合成農薬や化学肥料に一切頼らず、
有機肥料などにより土壌の持つ力を活かしたガーデニングです。
私も、健康上の理由で諦めるまでの10年間、
アロットメントでオーガニックな野菜や果物を育てて、
美味しいアーティチョークやジャガイモ、トマト、苺、ラズベリーetcを楽しんでました。
凝り性なので、かなりはまってしまって、
有機栽培に関して、いろいろ本を読んだり、
勉強会に出席したり、プロの方からアドバイスを受けたり…。
今でも思い出すのが、ナメクジとの飽くなき戦い。（笑）
ビールやバナナの皮を‘おとり’に使ったり、
銅板や銅線で守ってみたり…。懐かしい。
農薬に頼らずに害虫や雑草に対処するのは簡単なことではないし、
有機栽培で育てた野菜は、どうしても不恰好だったり、
花も、洗練された姿でなかったりすることもあるけど、
野菜や花が持つ本来の美味しさや美しさは、
舌や目だけでなく、こころも満たしてくれるように思います。
ここのところ、がっかりすることを目にすることが続いて、
無意識にも、こころの奥の奥で何かがしぼんでしまっていたんだけど、
オーガニックに育つ花たちの、力強い自然な美しさに囲まれて、
そんな強さを与えてくれている土をいじっているうちに、
私も、ちからをもらうことが出来たような気がします。
自然ってすごい。
小賢しいことも、表面だけと言うことも無く、
純に、深いところから、まっすぐにきれいなもの。
こころが洗われた午後。
写真は、昨日、Tの庭で特にきれいだなあって思った花。
自然な力強さと繊細さのバランスが素晴らしい。
コメント
私の友人も自然農法というのをやっています。とても元気なお野菜が育ちます。
ふしぎですよねー。自然とたたかってきたのにやはり共存がよかったとは・・・
近くに住んでいたら訪問させていただいて教えてもらえることがたくさんあるでしょうに（残念！）
MimiさんがTさんのお庭で過ごされるひとときはゆったりとステキな時間が流れているんだろうなと想像します。
お二人のおしゃべりの声まで聞こえてきそうです。
わたしも野菜は無農薬しか考えられません。
あゆみは遅いのですけど、少しずつ経験を積んでいます。
どうもありがとう♪ ちょっと大事なことだった感じ、分かって頂けてうれしいです。
私がアロットメント（市民農園？）でやっていたの、自然農法って言えば良かったって気づきました。
英語で調べてやっていたこと、英語で仲間と話し合っていたことなので、ついオーガニックなんて言葉が出て来ちゃったけど…。
日本語でなんて言うのか忘れちゃって、つい英語になってしまうのは悪い癖。
ミハーハハさんに日本語を思い出させてもらったの、これが初めてじゃないんですよね。
新しい日本語も教えてもらったしね。これからも、いっぱい教えてね。よろしくです。
コメント、ありがとうございます♪
やっぱり、ガーデニングの話題は良いですね。（にっこり）
お会いしたことが無くても、こんなに離れて住んでいても、あの喜びや苦労（時々がっかりしちゃうことや、将来の夢やプランも含めて）を良く知っていらっしゃるんだと思うと、なんだか親しく感じさせていただけるんですもの。
ほんと、近くに住んでいたら…。
私も、saraさんのお庭、心をこめて育てたバラたちを見せていただきたいです♪
ジャガイモ、素晴らしい収穫ですね！ がんばってください。