今でも、『おちょこになる』って言うのかしら？

今日は雨が降っていたけど、
図書館から借りていた本の返却期限が過ぎていたのを思い出して、
歩いて15分位のところにある図書館まで、傘をさして出かけました。

今でも、傘が『おちょこになる』って言うのかしら？
風で傘がひっくり返ってしまうこと。

暴風雨なんかじゃなくても、
英国の傘は、すぐおちょこになってしまいます。
折りたたみじゃない傘だったら、もう少しましなのかもしれないけど、
雨が降ったり止んだりすることが多いからか、
車で移動する人が多いからか、
市販されている傘はほとんどが折りたたみ、もしくは、
車のトランクに常備しておくような、大きながっちりとした傘。
（これは、持ち歩くのには重過ぎて…。）

今日も、傘がおちょこになり“続けて”、使うのを諦めると、
まわりを歩いている人、誰も傘なんてさしていないんですよね。

23年住んでも、いまだにこれには慣れないんだけど、
この国で傘が好きなのは、おばあさん（私も含めて、笑）ぐらい？
こんなに雨ばっかり降っている国だったら、
雨具類が充実していそうなのに、ちゃち（？）な傘ばかりでがっかりです。
（今日おちょこになり続けた傘はマークス＆スペンサーの物。普通のお値段です。
もっとすごく高いのは別なのかしら？でもそんな傘さしていたら浮いちゃうし…。）

そうそう、娘と息子は、日本に行った時に、
濡れた傘を入れるプラスチックの袋をお店の入り口でもらえることに、
とても感激していました。
あんな心遣い、こちらでは、想像も出来ないことです。


＊写真＊
①　濡れ落ち葉の中に、紅葉が一枚。なんだか可愛かったので…。

②　気をつけないと、濡れ落ち葉に足を滑らせそうになってしまって…。
おちょこになってばかりいる傘なんて、構っていられなくなりました。（笑）

③　これ、昨日アップした、ひこうき雲の写真と同じ教会です。
たった1日違いなのに、雨が降って暗いと、同じ場所に見えないでしょ？　嵐が丘の空…。