子供たちがイギリスへ帰える日、
早起きして、さっさとホテルを出なくちゃいけないのに、
なんだかんだとグズグズしていた娘と息子。
空港へ行くリムジンバスに乗り遅れてしまったら、
大変なことになるのに…。

声を上げてせっついて、やっとホテルを出て、
ほぼ駆け足でリムジンバス乗り場へ。

すると、信じられないようなことが起こったんです。

思い出したくもないほど怖いこと。
ここに書くのも憚れるようなおぞましいこと。

おかげで予定していたバスに乗り遅れ、
1時間後のバスに。
飛行機に乗り遅れてしまうだろうと心配したのですが、
オンライン・チェックインしてあったのが幸いして、
どうにか、ぎりぎりで間に合うことが出来ました。

なにからなにまで素晴らしい旅だったのに、
最後の最後になって、あんな目に合うなんて、
信じられないほどアンラッキー。
怖くて、ショックで、身体は震えたし、涙まで出てしまいました。
子供たちがどうにか出発することが出来た時は、
ほっとして力が抜けてしまって、
しばらく立っていられなかったほどでした。

でも、子供たちが帰って行ってから、私が出発するまでの2日間、
楽しいことでいっぱい、胸がわくわくすることの連続で、
一生で一番ぐらいの怖い思いも、すっかり忘れることが出来ました。

そして月曜日の朝、
素晴らしい思い出がいっぱいの日本を離れるのが寂しくて、
空港に向かう電車の中では、しんみりしたりしていたのですが、
空港に着いて、チェックイン・カウンターに行くと、
ビジネスクラスにアップグレードされたんです!
今回は、3人分の航空券を買わなくちゃいけなかったから、
エコノミーの格安航空券だったのに。

すごくアンラッキーな目に合ったけれど、
帰りの飛行機では、一人ゆったり…、すっかり癒されることが出来たなんて、
やっぱり私って運が良いんだと思います。

コメント

ミハーハハ
2010年6月17日9:16

はらはらしながら読んでました。最後に良いことがあってよかったわー。逆なら大変!

Mimi
2010年6月17日10:07

ミハーハハさん

旅をしていると、ほんとにいろいろなことがありますよね。気をつけなくちゃ…。
最後に良いことがあったけど、気をを緩めず、学んだことを忘れずにって思います。
いつでも心の平静を保っていられるように、しっかり余裕を持って…。慌てるのは危険だと身にしみました。

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