人それぞれの得意分野？

昨日は、ゆっくりするはずだったのに、
ホテルの部屋で、のんびり本を読んでいると、彼から電話が入って、
急遽、予定変更。
こちらでお世話になっている方のお誕生日が、今日だと分かったから
何か、お誕生日プレゼントを選んで欲しいと頼まれました。

早速、デパートへ。
私にとっては、ソウルのデパートって、日本のデパートみたい。
きれいで、きちんとしていて、なんでもあって、
地下の食品売り場とか、UKのデパートとは一味違うんですよね。

こどもの頃からなじんだ、あの懐かしい雰囲気に、こころはうきうき…。
つい真剣に、余計なものまで見て回ってしまって、
いつの間にか、時間を忘れてしまって…。

急にハンドバッグの中で、耳慣れない音がしているのに気付いたら、
ホテルから借りている携帯（UKの携帯は使えないので）が鳴っていました。
ホテルに帰った彼から、「どこに居るの？」って。
あわてて、ホテルに戻りました。

買い物が面倒で、苦手な彼には、
ただ、カシミアのマフラーを一つ買うのに、
飽きもせず何時間も歩き回って、別のデパートと比較したりしたなんて、
すごいことだと、感謝されちゃいました。
人、それぞれ、得意分野（？！）があるのよって、威張っておきましたが、

実は、あんなに時間がかかったのは、マフラーの為だけではなくて、
（もちろん、それなりに、比較検討しましたけど…）
あの時、携帯が鳴らなかったら、後で後悔したに違いない
“ひみつの品”を買おうか、買うまいか、行ったり来たり、散々迷っていたから…。

携帯が鳴ってくれて、
本当に助かりました。
一日経つと、もう欲しくないんですもの。
でも、あの時は、胸がどきどきして、全身が熱くなるような…
いったい、あれは、なんだったんでしょうね。