リンク先のAhiさんが書いていらっしゃるように、
“Lovely”という言葉は、最もBritish English/イギリス英語っぽい言葉の一つだと思います。

この国の人って、本当に“lovely”という言葉が好き。
きれいなもの、素晴らしいもの、心地良いもの、美味しいもの、さえているもの…& etc
【良いもの】は、みんな、“lovely”だと言います。

お天気がとても良い日は、lovely day
とても良い人は、lovely person 
健康、手がかからない、可愛いなど、赤ちゃんを褒めるにも lovely baby
患者思いの、やさしいお医者さんでさえ、lovely doctor
お洒落なワンピースは、lovely dress
素晴らしい眺めは、lovely view
素敵な家は、lovely house
きれいな髪は、lovely hair 、きれいな肌は、lovely skin
美しい歌は、lovely song、上手な歌は、lovely singing
寝心地の良いベッドは、lovely bed
良いお味は、lovely taste (趣味が良いと言う時にも)
良い住宅地は、lovely area...etc, etc etc。

特に私ぐらいの年齢の女性は、“lovely”という言葉を、ちょっと乱用し過ぎるぐらい。
英文学の教授のTでさえ、先日、私が、ジャスミン茶の開花の写真を撮りながら、
日本語でブログを書いていることを言うと、“Oh, that’s lovely!”ですって。

女性のみに限らず、男性だって、サッカーの試合が面白かったら、lovely match、
ゴールが決まれば、lovely goal!と喜ぶし、
良い結果は、lovely result...etc, etc etc。

こんなに便利な言葉は、他に無いと言って良いくらいです。
英国にいらした節には、是非、使ってみてください。
               
              **********

でも、同じ“lovely”という言葉でも、アメリカでは、ちょっと意味が違うみたい。
去年の夏、アメリカへ行った時、つい癖で、
“That’s lovely. Thank you.”とか、お店で物を受け取る時にも言ってしまって、
ぽか~んと、されちゃいました。(アメリカの発音じゃないって言うのもあるかと思うけど。)

“Lovely”は、あちらでは、どう言う時に使われるのでしょう?
“Lovely”って言う、SARAH JESSICA PARKERの香水があるのを見ましたけど、
主に、「愛らしい」「可愛らしい」と言うようなニュアンスなのかしら?

私にとって、初めてのアメリカだったので、
同じ英語でも、いろいろ違うことに、戸惑ってしまったのを、覚えています。


コメント

limei
2009年7月21日3:19

リンク、ありがとうございました。
相互は会話の後で。。というお気持ち、わかります。
お茶の日記はどうしてもMimiさんに話しかけたくなってしまい、またMimiさんにも私が感じたことが伝わって嬉しかったです。これからよろしくお願いしますね。

私はlovelyの響きは好きですがまだ自分では冗談めかしてしか言えません。
loveを表に出せない性格上なんでしょうか????笑
あと何年かイギリスにいないと駄目みたいです。

Mimi
2009年7月21日6:34

☆limeiさん

わあ、わざわざ、ありがとうございます。とても、うれしいです。

“lovely”と言うのに、なんとなくloveを思っちゃうなんて、やっぱりlimeiさんは、真面目と言うか、純粋なんですよ。それに、自分にしっくり来る言葉をちゃんと選んで使うっていうのは、スタイルがあって素敵です。上にも書いたように、“lovely”は、中年/老年の女性が乱用する傾向がある言葉ですし(笑)、他にも、 limeiさんが、Ahiさんのところでおっしゃっていたように、fantasticやbrilliant、そして excellentがありますものね。
うちの娘や息子の普段の会話(プライベート)には、awesomeやcool が、しょっちゅう出て来ます。私の場合は、おばさんっぽく、しょっちゅう、marvellous(UKは“l”が二つ)とか、beautifulが…。
ほんと、言葉って、おもしろいですね。

Ahi
Ahi
2009年7月21日15:35

Mimiさんの"lovely"という言葉の響き、すごく優しく柔らかい感じがします。
あたしはまだアメリカ初心者なので定かではないのですが、"that’s so cute"と"that’s cool"は男性というイメージでよく耳にしますし、cuteはあたしもよく口にします。笑  awesomeはどちらかというと、お食事に関する会話でよく使います。
逆にlovelyは、年配の女性の方がよく口にします。だからか、少し丁寧なイメージ。
ちなみに、あたしの大好きなSATCに出てくるfabulousは、残念ながらあまり耳にしません。笑

場所や使う年齢によって、同じ言葉でも装いを変えるんですよね。
そう感じるごとに、前にMimiさんも書かれたように、日本語がとても美しく豊かな言語だなと思います。

Mimi
2009年7月21日20:58

☆Ahiさん

こんにちは。
AhiさんのDNを読ませていただいて、“lovely”ってイギリス英語を代表するような言葉だけど、日本のラブリーとも、アメリカのlovelyとも、意味が違うっていうことを思い出して、書いてみました。

私は、こちらで、合計10年近く続いた『Absolutely Fabulous』と言うsitcomが大好きでした。素敵なプレゼントを頂いて、はしゃいじゃっている時などには、平気で、“Wow, fabulous!”とか言って、浮かれちゃいます。(笑)

limei
2009年7月23日3:58

私もAhiさんに賛成。Mimiさんが仰るlovelyは絶対に"lovely”な響きだと思います。:)
多分私はlovelyが照れくさいのではなく、まだ言いこなせないだけなのかもしれません。
そのかわりawsomeやcoolはよく使います。
そういえば渡英3年目でやっとcheersを自然に言える様になりました。

Mimi
2009年7月23日9:01

☆limeiさん

これは、やっぱり、ジェネレーションの違い!
awsomeやcoolをよく使うなんて、うちの娘や息子と一緒のジェネレーションなのね。”cool”だわ。
私は、この国に20年以上住んでいるのに、一度も、cheers!と言ったことのない、“sad”なおばさんです。 (笑)

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